コピーしたデータ履歴を残せる~クリップボード機能~

2022年4月8日

コピペをする際は、多くは

「Ctrl + C」で対象をコピーし、「Ctrl + V」で貼付け

しているかと思います。
しかし通常であれば、例えば
『文章①』をコピペした後、『文章②』をコピーすると、『文章①』は貼付けデータは『文章②』に上書きされて、消えてしまいます。再び『文章①』の内容を貼付けたいと思ったら、もう一度『文章①』をコピーしに戻るしかないと思います。

もしも『文章①』のデータを上書きされずに取り置きする事が出来れば便利ですよね?!それを実現させてくれるのが、『クリップボード』機能です。(Windows10からの機能です)

クリップボード機能は

「Windowsボタン(スタートボタン) + V」

で呼び出すことができます。しかし、ごく簡単な設定が必要なので今から、実際の画面をもとに説明していきます。本当に簡単です。
  

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★クリップボード機能を有効にしましょう

まずは設定ですが、下記の順でやります。

1.「Windowsボタン(スタートボタン) + V」→ クリップボードを「有効にする」
もしくは
2.「スタート」→「設定」→「システム」→「クリップボード」→「クリップボードの履歴」を【オン】

これで設定完了です。以下、実際の設定画面になります。ご参照ください。

クリップボード_1
「1.」の方法だと「有効にする」を押すだけの簡単設定です。

 

クリップボード_2
【「2.」の方法1】
クリップボード_3
【「2.」の方法2】
クリップボード_4
【「2.」の方法3】
「2.」の方法ですと、設定画面から設定をします。手数は多いですがこれも難しいモノではありません。

 

「Windowsボタン(スタートボタン) + V」でクリップボードを呼び出す

クリップボード_5
例として、Excel右側に有るA~E迄のデータを「Ctrl+C」でコピーし、クリップボードを呼び出してみました。
A~E迄の履歴データがあり、任意のデータを選び貼付け出来ます。

設定が終わったら、あとはいつも通り「Ctrl + C」でデータをコピーします。次に「Windowsボタン(スタートボタン) + V」で上の画面のようにクリップボードを呼び出します。すると、これまでコピーしてきたデータが履歴として一覧で表示されますので、任意のデータを選択し、貼付けを実行します。これで、少し前にコピーしたデータも貼付けする事が出来るようになりました。
 

クリップボード_6
「・・・」マークをクリックしデータを削除できます。

クリップボードに残った履歴は右上の「・・・」マークをクリックして削除・整理する事が出来るほか、たくさん活用するデータは ”ピン留め” する事も出来ます。

以上になります。お役に立てれば幸いです。

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