コピーしたデータ履歴を残せる~クリップボード機能~
コピペをする際は、多くは
「Ctrl + C」で対象をコピーし、「Ctrl + V」で貼付け
しているかと思います。
しかし通常であれば、例えば
『文章①』をコピペした後、『文章②』をコピーすると、『文章①』は貼付けデータは『文章②』に上書きされて、消えてしまいます。再び『文章①』の内容を貼付けたいと思ったら、もう一度『文章①』をコピーしに戻るしかないと思います。
もしも『文章①』のデータを上書きされずに取り置きする事が出来れば便利ですよね?!それを実現させてくれるのが、『クリップボード』機能です。(Windows10からの機能です)
クリップボード機能は
「Windowsボタン(スタートボタン) + V」
で呼び出すことができます。しかし、ごく簡単な設定が必要なので今から、実際の画面をもとに説明していきます。本当に簡単です。
★クリップボード機能を有効にしましょう
まずは設定ですが、下記の順でやります。
1.「Windowsボタン(スタートボタン) + V」→ クリップボードを「有効にする」
もしくは
2.「スタート」→「設定」→「システム」→「クリップボード」→「クリップボードの履歴」を【オン】
これで設定完了です。以下、実際の設定画面になります。ご参照ください。
「Windowsボタン(スタートボタン) + V」でクリップボードを呼び出す
設定が終わったら、あとはいつも通り「Ctrl + C」でデータをコピーします。次に「Windowsボタン(スタートボタン) + V」で上の画面のようにクリップボードを呼び出します。すると、これまでコピーしてきたデータが履歴として一覧で表示されますので、任意のデータを選択し、貼付けを実行します。これで、少し前にコピーしたデータも貼付けする事が出来るようになりました。
クリップボードに残った履歴は右上の「・・・」マークをクリックして削除・整理する事が出来るほか、たくさん活用するデータは ”ピン留め” する事も出来ます。
以上になります。お役に立てれば幸いです。