【マクロ】絶対参照と相対参照って?
![マクロ_相対参照1](https://haginote.com/wp-content/uploads/2022/01/72031c9a618062a23ac8a3857e53fdf4.jpg)
「マクロの記録」という機能は
お使いになられたこともあるかと思いますが、
その中で「相対参照で記録」という機能もあります。
今回は「マクロの記録(絶対参照)」と「相対参照で記録」の違いついて
解説します。
『絶対』と『相対』参照の違い
![マクロ_相対参照2](https://haginote.com/wp-content/uploads/2022/01/d3aabc1a2ea5afa76917a27dc1f43179-1024x328.jpg)
例えば、セルB2を左上とした縦4×横3の点数表作成を
マクロの記録した場合では、
『絶対参照』と『相対参照』でどう違うかというと、
★絶対参照
![マクロ_相対参照3](https://haginote.com/wp-content/uploads/2022/01/f726f506ab7789dde174d330a94577a9.jpg)
どこのセルをアクティブに(選択)していても
必ずB2を起点に縦4×横3の点数表が作成されます。
記録した作業位置を完全にコピーしています。
絶対参照でのマクロの記録方法ですが、
【開発】タブから、通常の『マクロの記録』を選択して、
動作を記録すればOKです。
★相対参照
![マクロ_相対参照5](https://haginote.com/wp-content/uploads/2022/01/99f0050828472ed272d1d164e8916dcf.jpg)
マクロ実行時のアクティブセル(選択しているセル)の位置に応じて
点数表を作成する位置を自由に変えられる。
この例の場合、A1セルから
1行下・1列右のB2を起点に表を作成しているので
例えばC3のセルをアクティブにした状態でマクロを実行すると
1行下・1列右のD4を起点に点数表が作成されます。
相対参照でのマクロ記録の方法は、
【開発】タブの『相対参照で記録』を選択して、
動作を記録すればOKです。
![マクロ_相対参照4](https://haginote.com/wp-content/uploads/2022/01/1d7767e4fcd34338824b10e6a0ed5750.jpg)
以上になります。
関数・数式でも“$”を付けて「絶対参照」といった風にしますが、
原理は一緒なので、そのように覚えておけばよいかもしれませんね。