【台湾・新幹線(高鐵)のチケットの予約・買い方】
近々、台湾旅行を考えている方、台湾の新幹線には乗った事はありますか? 日本と変わらず、静かで速いですよ!旅行で台湾来たら、或いは出張で台湾に来たらチケットが満員で取れなかった。。。なんてことは避けたいですよね。
今回はそんな新幹線のチケットを事前にインターネットから予約し、受け取る方法を実際の写真でお伝えしていきます。
事前予約~乗車までにやる事
まずは台灣高鐵のHPからチケットを予約しましょう。
HPは日本語もありますので安心です。出張の際に、実際に予約したので写真を参考にして頂ければと思います。まずは最初の画面で予定乗車駅と降車駅、時間帯を調べます。
すると次のページで「片道or往復」「新幹線の番号」「所要時間」「停車駅」などさらに詳細をみれますので、予定に合わせた新幹線を選択して「今すぐ予約」を選択します。
※この時点で「今すぐ予約」ボタンを押しても実際には未だステップがありますので、すぐには「チケットを獲った」という事にはなりません。ご安心下さい。
次は選択した新幹線の席についてです
■(普通席・ビジネスクラス席)か
■(窓側・通路側席)か
あとは枚数等を指定して「検索」ボタンを押します。予約内容を確認し、日本人であればパスポート情報を入力し、電話番号、メールアドレスを記入します。
※パスポート情報は、チケットを得る時に必要な番号になりますので、間違えのないように。
※電話番号は10桁までしか記入出来ないので、記入できるところまで記入しましょう。現地の番号を持っていれば、SIMカードで電話番号を持っている方は当然、台湾の番号を記載してくださいね。
※メールアドレスは台湾現地でも内容を再度確認できるアドレスを記入するとよいでしょう。
※会社統一番号は現地で働いている人向けの、いわゆる「税番号」の事です。個人旅行であれば記載しなくてOKです。「予約完了」を押すと、予約完了になります。指定のアドレスに詳細が送られてきます。
これで予約完了です!・・・が席の予約が済んだだけで、未だチケットを購入したという事ではないので要注意です。続けて御支払い方法について見て行きましょう。
予約後の御支払い方法
予約完了画面の右下に現れる「オンライン決済」をクリック。
うまく行かなかった場合、または一度ページを閉じてから支払いに進む場合は、画像に有るようにTop画面から右上の「オンライン予約」→「画面上部の『一般予約』タブの隣『予約履歴紹介/お支払い・変更』のタブをクリック」→「登録したパスポート番号を記入」
予約番号とお支払合計金額を確認して、クレジットカード情報を記入し、右下「いますぐお支払い」をクリックする。
すると、支払い成功という表示が出ればOKです。支払い完了です。
後は、対人窓口で受取、もしくは画像の券売機でチケットを発行できるようになります。
それでは券売機でのチケット発行手順を見てみましょう。
実際に券売機で新幹線チケットを発行してみた
出張に際して、私は実際にHPで予約・支払いを済ませた後、券売機で発券してみました。
まずは新幹線(高鐵)の乗り場付近で券売機「自動售票機」を探しましょう。
最初の画面では「一般取票」を選択。
ちなみに、画面の
■1つ目【自由座(限今日使用)】= 当日分の自由席
■2つ目【對號座】= 指定席
という意味です。実は予約しなくても券売機で購入できます。言語が喋れなければ窓口よりも券売機の方が非常に便利です。
次の画面では予約の際に登録したパスポートの下4桁を記入し、確認を押します。
そのあとは予約番号8桁を記入し、確認を押します。
すると予約しているチケットの詳細が表示されます。間違いなければ確認を押してください。少し待ちますと、券売機の下部より、チケットが出てきますので、これで発券完了です。あとはこのチケットを持って改札を通れますのでOKです。どうですか?簡単でしょ?
予約なしでの券売機でのチケット購入
先述の券売機では事前予約なしでも、チケットを購入できます。購入方法は実際の画面を見ながら説明していきます。この新幹線チケット券売機はまだ日本語の表示がないので多少は不便かもしれませんね。しかし、非常に簡単なステップになっておりますので、是非恐れずチャレンジしてみてください。では以下順を追ってみていきましょう。
新幹線券売機の最初の画面をタッチすると出てくる画面になります。
①自由席または指定席(對號座)を選択します。
②行きの分だけ購入するのか、往復分をまとめて購入するかを選びます。
続いての画面は2つとも似ているので間違えやすいのですが、画面上部のところに注目して選択してください。
【起程站】=乗車駅。出発する駅の事です。
【到達站】=降車駅。
お気づきかと思われますが、画面左端には選択していった事項がまとめられていきますので、確認しながら進むと良いですね。
用語解説:
【成人】=大人。
【孩童】=子供。(満12歳未満のお子様)
【標準車廂】=エコノミー車両(席)の事。
【無可售座位】=「満席」という事。
【取消交易】=取引をキャンセルする事。つまり最初の画面に戻ります。
【其他日期】=違う日にちを選択します。
【重選時間】=時間帯を選びなおす事。違う時間帯のモノを表示します。
【較晚車次】=現在の表示よりも少し遅い時間のモノを表示します。
画面の①には左側に書かれている 【標準車廂】 があるところを選択すると、次画面へ進みます。表示より少し遅い時間を表示させる場合は、画面下部②の【較晚車次】を選択すると良いでしょう。
選択したチケットの詳細を確認しOKなら【確認】ボタンを押したら支払方法の選択になります。
【現金】=現金の事。
【信用卡】=クレジットカードの事。
【金融卡】=銀行カード(台湾の人限定と考えてよいでしょう)
【銀聯卡】=これも銀行カードと捉えていいでしょう。(おそらく中国人向けの表示)
※券売機によっては【現金】の項目が無く、日本人旅行者にとっては【信用卡】(クレジットカード)の選択しか出来ない機種もありますのでご注意ください。
【信用卡插入口】=クレジットカード挿入口。
日本のカードは、現在、ほとんど差し込んで読み取らせるタイプだと思われます。画像の番号ボタンの左側に見える「Visa」とかカード会社のロゴが書かれているところは、カードをかざして読み取らせる箇所になります。ちなみに、私はこの日、台北の「南港」駅から「台中」駅まで行く必要がありました。なので当日券売機で購入しました。買ったのの自由席のチケット、これはなぜかと言われたら台北の「南港」は新幹線駅の始発駅なので自由席としました。ちなみに券売機での(對號座)指定席チケット購入は席の位置までは指定できなかったと記憶しております。(つまり、席を確保するという意味での指定席ですね)
ちなみに・・・
HPであらかじめ予約購入する事は必要か?当日窓口で購入でも良いのでは?という意見もありそうなので、私の意見を記載します。旅行で予定ががっちり決まっているのであれば予約してください。当日、対人窓口は特に並びますし、リスクを減らしておいた方が心理的にも楽して旅行できますから。ちなみに、台湾の新幹線(高鐵)が満席になる事は2度、経験した事があります。たしか台湾の長期連休の前・高校生or大学生のイベントで新幹線がびっちり埋まっていました。
チケット購入窓口(対人)でももちろんチケットは購入できるので問題ないのですが、並びます。急いでいる時や目的地に必ず時間通りに到着する必要がある場合は、あらかじめHPで予約・購入して、当日券売機で発券する事をオススメします。券売機は対人窓口よりも並ぶ時間は少ないです。
対人窓口でチケットを購入したい人・しなければならない人へ
チケットを購入する時に必要な最低限の情報を中国語にしてみました。私は出張で実際に使用している言葉になりますのでこれで伝わります。※下記は本当に最低限の内容です。
■到○○站,最快的高鐵
※○○には目的地の駅名を入れて下さい。
(もしビジネスシートにしますか?「商務嗎?」と聞かれたら)
■標準的就好了
(エコノミーシートでOkです)の意味。
窓口の人の傍らにはディスプレイがあり、そこに映し出された時刻表に指差しなどで、選択の新幹線の号車を見せてくれます。
「1枚いくらになります。」
など言われますので、現金なのかクレジットカードでお支払いをしてください。これで終わりです。
が、実際はもっといろんなことを聞かれます。
■「窗側 或者 走側(通過側)?」=窓側 or 通路側?
■「標準沒有,只有商務」=エコノミーはないです、ビジネスシートだけです
などなど・・・なかなか大変です、会話を楽しみたい方は是非!それ以外の方は券売機での発券をお勧めいたします!
それでは良い旅を~♪