【Excel便利術】簡単!既に記入があるセル内を再編集する
例えば、
長時間かけて、せっかく編集・作成したExcelデータに
「それぞれのデータの頭 or お尻に [ ●● ] を足してくれ」
「 [ ●● ] と [ ◆◆ ] の間に [ △△ ] を追記してくれ」
と追加で依頼されたら、どうやって再編集しますか?
今回も単なるコピペよりも効率の良い方法があるので
ご紹介してきます。
【&】を使って楽々♪追加記入[基本編]
それではまず、
「それぞれのデータの頭 or お尻に [ ●● ] を」
効率的に追記する方法をご紹介してきます。
[基本編]~データの頭に追加記入
![Excel_時短_内容追加1..](https://haginote.com/wp-content/uploads/2020/05/9c4f123604ae0b9372b33c5dfe53a56f.jpg)
例えば、上の表の郵便番号欄のデータに
「先頭に【〒】を追加してくれ」
という依頼があったとします。このような場合は、
数式:【 = A & B 】
※AとBの文字列をくっ付ける式です。
※AとBの順番に注意、式の結果は「AB」の順になります。
という式を用いると簡単にできます。
具体的には、下の表をご覧ください。
![Excel_時短_内容追加2](https://haginote.com/wp-content/uploads/2020/05/b4cdb3270e51ce3953e47452ebecdd1f.jpg)
![Excel_時短_内容追加3](https://haginote.com/wp-content/uploads/2020/05/f6cf31e5ac3fe7ca0238780f6b7e711a.jpg)
① どこでも良いので追加したい文字を並行して記入。
今回の場合は【〒】を記入します。
※絶対参照を使えば、【〒】の記入は1つでOKです。
② 次に、同じく並行して、
式「=A&B」
つまり「 [ 〒 ] & [ xxx-oooo ] 」を記入すると…
![Excel_時短_内容追加4](https://haginote.com/wp-content/uploads/2020/05/297eb1afc00600c5e21cd15c2da3581a.jpg)
見事、「〒xxx-oooo」と文字がくっ付いて
これで追加記入終了です!
あとはこの式を下までコピペすれば、全ての先頭に「〒」が追記出来ます。
非常に簡単、わざわざ1つずつのセルを編集する必要は無し!
![Excel_時短_内容追加5](https://haginote.com/wp-content/uploads/2020/05/9f161a809cdf56dc955f95ad693dfeb3.jpg)
対象のC列に値貼付けすれば完了です。
あとは不要になったEとF列を削除してくださいね。
[基本編]~データのお尻に追加記入
先ほどは先頭に追記しましたが、
今度は最後に文字を追加します。
上記で式を紹介した際に「順番に注意」と言いましたが、
お察しの通り、AとBの順番を変えれば式の答えも変わります。
![Excel_時短_内容追加6](https://haginote.com/wp-content/uploads/2020/05/ee146d3f95680d1a0ec939e15f5a4a59.jpg)
この上の図「B列」に並んだ会社名の後ろに
それぞれ【株式会社】を足していく事にしましょう。
式はそう、
「 =[ 会社名 ] & [ 株式会社 ] 」 とすればOK!
![Excel_時短_内容追加7](https://haginote.com/wp-content/uploads/2020/05/0806401ea82aedc61bc7974088b2f7cb.jpg)
【&】を使って楽ちん♪追加記入[応用編]
それでは、応用編という事で、
「 [ ●● ] と [ ◆◆ ] の間に [ △△ ] を」
効率的に追記する方法をご紹介していきます。
[応用編]~数式を使ってデータの間に追記
![Excel_時短_内容追加8](https://haginote.com/wp-content/uploads/2020/05/2f7f201b395ed7d104e156e526fecd6b.jpg)
データとデータの間に追記する方法、早速ですが、
郵便番号欄の4文字目にハイフン【-】を追記し「〒xxx-oooo」とする場合。
結論の数式としては具体的には以下の通りです。
![Excel_時短_内容追加12](https://haginote.com/wp-content/uploads/2020/05/f9ff23cd155b710f30bfd9151a74ce9c.jpg)
数式:
「 = LEFT( 文字列 , 文字数 ) & “-“ & RIGHT( 文字列 , 文字数 )」
※LEFT ・・・文字列の左から●文字抜き出す関数
※RIGHT ・・・文字列の右から●文字抜き出す関数
ちょっと長い数式になってしまいますが、
上記のようにすると、
見事、郵便番号欄に【-】を差し込み、追記する事が出来ました。
念のため、細かく紐解いていきますと、
まず考え方として、
■「左側4文字」と「右側4文字」を分ける
■分けた上で、左側と右側を「&」を使って【-】でつなげる
という風に考えます。
これに従い上の長い数式を分解して考えると、
![Excel_時短_内容追加9](https://haginote.com/wp-content/uploads/2020/05/93c28027fbec983ebc5ddf6903ab6cbe.jpg)
![Excel_時短_内容追加10](https://haginote.com/wp-content/uploads/2020/05/18268dc923a02dbcb879977c85c8502d.jpg)
![Excel_時短_内容追加11](https://haginote.com/wp-content/uploads/2020/05/acb64381796987a4cff1404dba4d1a1d.jpg)
「&」で「”-“」を挟んで、くっ付ければ完成!
「&」式で文字を挟む場合は必ず「””」を使ってください
いかがでしたか?
数式をうまく活用して、時短で行きまっしょい!
以上です。