【Word & Excel】保存し忘れたファイルを復活させる

2022年4月14日

Wordで文章を作成時に誤って保存する前に
ファイルを閉じてしまい、途方に暮れた経験はありませんか?
そんな時は

「自動保存機能を活用する」 に限ります!

話が前後しますが、
1.どうやってファイルを復活させるか?
2.自動保存機能の設定

この順で実際の画面を表示しつつ、ご説明していきます。簡単な設定で、保険が掛けられますので是非、お仕事を開始する前に設定を!
 

広告

1.どうやってファイルを復活させるか?

以下の手順でファイルの有無をご確認下さい。

1-①チェックが入っているか確認

1. 「Word・Excel」を開く]
2.【ファイル】タブ → (その他→)【オプション】→【保存】
3.【次の間隔で自動回復用データを保存する(A):】にチェックが入っているかどうか?

ファイルの自動回復機能_1
ファイルタブを選択し、その他からオプション設定へ移ります
ファイルの自動回復機能_1-2
展開された画像の【保存】→上の箇所にチェックが付いているか確認する

おそらく何も設定をいじっていなければ、
チェックが入っているはずです。
ここにチェックが入っていないと、自動保存がされていないので要注意です。
 

1-②自動保存先にアクセスする

1.「Word・Excel」を開く
2.【ファイル】タブ → (その他→)[オプション] → 【保存】
3.【自動回復用ファイルの場所(R)】のパスをコピー
4. Windowsスタートボタン横の検索窓へパスを貼付けて検索
5. 表示されたファイルを選択
6. 該当のフォルダを選択し、ファイル名が『Unsaved…』(ファイルの種類が『Microsoft Word 自動回復文書』)を選択する。

ファイルの自動回復機能_1-3
上の手順で言うと3と4に当たります。自動保存が設定されているか?をチェックする先ほどの画面と一緒です。赤枠内をコピーしてファルダを検索します。
ファイルの自動回復機能_13
最も一致する検索結果を選択でOK
ファイルの自動回復機能_8
該当するフォルダが表示されるはずなので、そのまま展開してください。
ファイルの自動回復機能_1-5
するとこの画面のように2つのファイルが生成されているので、『Unsaved』とあるファイルを開けば
ファイルの自動回復機能_7
画面のように自動保存された最新のデータが表示されます。今度は保存しましょう。

※Wordの場合は[【ファイル】タブ] → [情報] → [文書の管理] からでもファイルにジャンプ出来ます。ファイルの場所をコピーする等の面倒な手続きが不要なのです。
 

ファイルの自動回復機能_12

これで該当のWord・Excel資料の自動更新(がされていれば)最新版が表示されました。そのファイルが最新の更新状態になります。更新のタイミングは次に記します、更新の頻度(更新の間隔)によって変わってきます。復活したファイルは忘れずに保存しましょう。
 

2.自動保存機能の設定

以下の手順で自動保存機能について設定してください。

1. Word・Excelを開く
2.【ファイル】→(その他→)【オプション】→【保存】
3.【次の間隔で自動回復用データを保存する(A)】にチェック(が無ければ)入れる
4. 保存する [分] 間隔をお好みで決定 → 必ず「OK」を押す

ファイルの自動回復機能_1
ファイルの自動回復機能_3

これで設定終了です。

先程の自動回復用ファイルを開く手順、途中まで一緒です。お好みの更新間隔で調節してください。また通常であれば最新版だけ取って置けば良いと思いますので、【保存しないで終了する場合、最後に自動回復されたバージョンを残す(U)】にもチェックを入れて下さい。ファイルの場所は特に動かす必要はないです。
 

ファイルの自動回復機能_1-6
Excelでも同じく最新バージョンを「復元」できます。

 
いかがでしたか?
何かお役に立てれば幸いです。

広告