【Excel-[統合]機能】複数Sheetのデータをまとめる
別々のSheetに散らばったデータを
1つにまとめる
【統合】機能
がというモノが存在します。
「別々のSheetに散らばったデータ」というのは
具体的には冒頭の画像のようなデータです。
例題
例えば1~4月で販売した果物の数量を
各月まとめたSheetがあるとします。
これを任意の場所に各月のデータをまとめた表を作成したい場合、
(例えば上の画像、sheet [1~4月] にあるデータを、sheet [まとめ] に各月のデータをまとめた表を作成したい場合)
手順は以下になります。
1.[データ]タブ → [統合] をクリック
2.統合するデータの範囲を選択する
3.「追加」ボタンを押してから、次の統合するデータ範囲を選択
4.データを選択し終えたら、「統合の基準」で
上端行・左端列の2つにチェックを入れて「OK」
これで各シートのデータが統合されて、
冒頭の画像のようにデータがまとめられたはずです。
以下は実際の画面操作時の画像になります。
ちなみに、統合された表が作成されるのは、
1.[データ]タブ → [統合] をクリック
を実行する前に選択していたセルを「左上端」として作成されます。
選べる「集計の方法」
この例題では「集計の方法」をデフォルトのまま、
『合計』で実行しましたが、この他にも
『平均』やデータの『個数』、『最大値・最小値』等選べますので、
便利です。
機能としてはピボットテーブルに似ている
この【統合】という機能は、同じデータの集計機能を持った
【ピボットテーブル】とよく似ております。
大きな違いは、
【統合】は
◆複数Sheetにまたがるデータを集計してくれる機能
◆表作成後のあと加工には適していない
【ピボットテーブル】は
◆1枚のSheetにデータが集積されていて、
それを簡潔に集計・表示する機能
◆加えてデータの分析・表作成後のあと加工に優れている
なのかな~、と思っております。
個人的にはピボットテーブルの方が、
データ分析が簡単な操作で、且つ詳細に実施できるので
多用しております。この【統合】に関してはあくまで
複数Sheetにデータが散らばっている場合
に活用しております。
以上、参考になれば幸いです。