【Excel時短術】画面拡大・縮小のショートカット
Excelを使用している際に、画面を拡大・縮小する事は多々あるかと思います。皆さんはどのように拡大・縮小していますか?
出来るだけ、マウスでアイコンをスクロールしない方が作業が早くなります。キーボードに手を置いたままで居られるからです。今回はショートカット方法をいくつかまとめましたので、お役に立てれば幸いです。
ショートカットキーで拡大・縮小
ショートカットで拡大・縮小する方法は複数あります。私のオススメ順にご紹介していきます。この順位はあくまで私個人の意見なので、悪しからず。
「Ctrl」を使用したショートカット
※これには「Excelバージョン2016」以上が必要となります。
覚えればこれが一番!
拡大:
◆「Ctrl」+「Alt」+「Fn」+「⊞記号」=ズーム[+15%]
もしくはNumLockしている状態で
◆「Ctrl」+「Alt」+「⊞記号」=ズーム[+15%]
縮小:
◆「Ctrl」+「Alt」+「-」=ズーム[-15%]
もしくは
◆「Ctrl」+「Alt」+「Fn」+「⊟記号」=ズーム[-15%]
NumLockしている状態で
◆「Ctrl」+「Alt」+「-」=ズーム[-15%]
ちょっとした出張の際などは、マウスを持たない事もありませんか?そんな時に大活躍できるショートカットキーです。私も愛用しています。非常に便利です。
ちなみに、「どうしてこれが1番なのか?」という事ですが、私が思える理由は簡単・手軽に、何度も拡大・縮小できる点です。冒頭にも申し上げましたが「キーボード上に手を置いたままで操作することが出来るから」これが1番です。-15%で足りなければ、ワンタッチで追加拡大・縮小が出来るのは魅力的です。
マウスのコロコロを使う
◆「Ctrl」+「コロコロ」=ズーム[±15%]
マウスの中央にある「コロコロ」を使って拡大・縮小する方法です。これが最もポピュラーな方法かと思われます。
最近はあまり見かけませんが、もし、万が一、マウス中央に「コロコロ」が無ければこの方法は活用出来ないので、最もポピュラーとは言え、2番手位のショートカットです。
ちなみに、マウスがあれば、私も活用したりします。
クイックアクセスツールバーの活用
Excelの「オプション」からクイックアクセスツールバーに「画面表示拡大・縮小」を登録して、
◆「Alt」+「数字キー」=ズーム[±15%]
という風にする事も可能です。この「クイックアクセスツールバー」に関しては、また別の記事にまとめようかと思います。
「Alt」を使用した拡大・縮小
◆「Alt」→「W」→「Q」の順 その後「矢印キー」等で選択
このコマンドを打つことで、上の図のように、「表示」→「ズーム」 から下の表を呼び出して、矢印キー等でズーム比率を選択、或いは比率を指定する事が可能です。
利点はズーム比率を指定できるところ。難点は比率を修正したい場合は再度上記のコマンドを打ち、表を呼び出す必要がある事。・・・ちょっと時間かかっちゃうかな~
【番外編】「F6キー」の活用
ショートカットではありませんが、キーボード上の操作だけでズーム出来るので番外編として載せます。キーボード上のみの操作であれば時短に繋がりますので。ではF6キーをExcelを開いた状態で押すとどうなるのか?というと、
カーソル(操作位置)を移動させる効果がある
と、言えば早いかもしれません。具体的には以下のような順序でF6キーを押すたびに、選択箇所が移動します。
例えば、ExcelでF6キーを押すと、
最初(デフォルト)のカーソル位置はExcel表の各セル上にあると思いますが、
これが上の画像のように、F6キーを押すたびに移動してきます。
1.セル上
2.ワークシート名
3.下のリボン(マクロの記録・ページレイアウト・拡大縮小)
4.上のリボン(ファイル・ホーム等のタブ)
という順で移動していきます。
移動した後は、
[矢印キー]で項目移動 → [Enter] or [Space] で選択する事が出来ます。
この機能を活用し、ズーム出来ます。
F6キーを押し、選択箇所が上の画面の③に移動してきたら
矢印キーで下の画像の箇所まで移動し、
[Enter] or [Space] でズーム出来ます。
以上になります。
いかがでしたか?この「拡大・縮小」に関しては、もっと良い方法がないかな~、と私も探しているところです。記事をご覧いただいた皆さんの中で、「ほかにも良い方法があるよ~」という事がありましたら、ご一報いただけると嬉しいです。皆で時短に取り組みましょう!